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【終了しました】オープンキャンパスで模擬講義をおこないます!
2021年7月10日(土)、11日(日)に開催される「高校生のための東京大学オープンキャンパス」で、健康総合科学科の教員が模擬講義をおこないます。
オープンキャンパスへの参加には参加登録が必要となります。また、プログラムによっては事前申込が必要となります。詳細は以下のURLをご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
高校生のための東京大学オープンキャンパス
日時: 2021年7月10日(土)、11日(日) 10時~18時
場所: オンライン開催
(説明会・模擬講義のライブ配信・録画映像配信や、オンライン質問会等を中心に実施)
オープンキャンパストップページ:https://www.u-tokyo.ac.jp/opendays/guidebook.html
参加登録:https://www.u-tokyo.ac.jp/opendays/entry.html
医学部健康総合科学科 模擬講義
「細菌とともに生きる私たち」
(人類生態学教室・梅﨑昌裕、老年看護学教室・仲上豪二朗)
- 7月10日(土)13時~14時(要事前申込)
- 私たちの体は数十兆個(約37兆個)の細胞で構成されていますが、細菌はそれ以上存在しており、100兆個を超えると考えられています。その大半は腸管や皮膚などの体の表面に存在しており、いわば人間は細菌に取り囲まれて、ともに生きているといえます。常在細菌がいることで、病気を引き起こす細菌から体が守られており、また、人間は常在細菌を保つために棲みやすい環境を提供しているのです。私たち医学部健康総合科学科では、看護・環境・公共健康という立場から人々の健康を守り、増進する研究を進めています。本模擬講義では、細菌と人間の関係性に着目して行われているユニークな研究を紹介します。これを通して健康総合科学を身近に感じてもらえればと思います。
「君たちはこれから感染症にどう向き合うのか?」
(生物医化学教室・野崎智義)
- 開催期間中オンデマンド配信(参加登録のみで視聴可能)
- 新型コロナウイルス感染症が世界中を席巻しています。これまでに遭遇したことのない新しい感染症に対して我々はあまりにも無力です。新型コロナウイルスなどの新しく生まれたウイルスによる感染症は間違いなく人類の脅威ですが、この地球上には先史の昔から人類を苦しめ続けているマラリアや結核といった感染症があり、実は新型コロナウイルスと同じくらいの数の死者を毎年毎年生んでいます。私のお話では、新しい感染症と古い感染症をこの世界からなくすために、皆さんにどんな貢献が出来るのか、一緒に考えてみたいと思います。