学科生の声

学生生活の紹介(環境生命科学専修)

初めまして、環境生命科学専修3年生の鄭です!

そろそろ進振りの時期になって来まして、色々と生活の変わるところが多いでしょう。  

参考になったらいいなぁと思いまして、後期課程に進学してからの一年間を簡単にご紹介します

まず、私は環境生命科学専修に所属していまして、本学科の3つの専修中もっとも理系よりな専修です。もちろん、健康を扱う上に医学を中心とした生物・化学の知識は必要不可欠ですので、どちらの専修に入っても、必修として生命科学をはじめとした理系科目を履修しますが、環境生命科学専修はサイエンティフィックなアプローチから健康にまつわる問題を解決することを目指す専修です。

必修単位数的に、3つの専修中一番少ないですが、選択単位が一番多いです。一番自由に時間を使って、興味あることを勉強できるとも言えるでしょう。

例えば、私の場合、理学部で開講されているPythonプログラミングの夏講習を受講したり、工学部でDeep Learningのセミナーに参加したり、健康とはあまり関連のない勉強も、比較的自由にできます。

また、先生の後押しもあって、3年生のうちから卒業研究を始めたいと思い、2年生の春休みくらいから発達医科学教室に通いました。3年生は必修も多くて、なかなか大変でしたが、実験系の卒業研究は手技や慣れの部分もあり、いい練習になったと思います。

健康総合科学科は3つの専修あるとは言え、実はほとんどの必修が被っています。人数も30人くらいで、ほとんど毎日同じ教室で同じメンツで授業を受けていますので、なんとなく高校時代のようで楽しいです笑。

海外研修制度を利用し、同じ目的地や同じテーマで研修したい人たちは一緒に海外行ったり、テスト終わって同期で打ち上げやったり、和気あいあいでやっています。

東大では珍しく男女比ほぼ1:1、さらに文系理系比もほぼ1:1でバランスがいいです笑。

割と自由にいろんなことができて、忙しいといえば忙しいですが、後期課程の中では普通なくらいの忙しさですかね。

実際後期課程に入ってみると、意外と学部と学部の間隔たりがなく、むしろみんな協力して研究しています(総合大学の強みですね)。その中、健総は自由、かつ幅広いカリキュラムを用意してくださっていて、実は科学者を目指す学生にとっても、国連職員を目指す学生にとっても、もちろん看護を目指す学生にとっても、とても有利な環境だと思います。

私話で恥ずかしいですが、何か参考になれば嬉しいです。