学科生の声

文科出身学生インタビュー

文科一類出身 

澤田航太

多彩な講義や実習を通して社会の健康に貢献するための能力を高められる場所

この学科でどんな活動が印象に残ってますか?

文系出身の自分にとって、医学・生命科学・統計学といったなじみの薄かった理系寄りの科目に、想像以上に興味を持つことができたことは良い意味で意外でした。この学科に入る以前は、統計解析ソフトの使い方を学んだり、疫学論文を読んだりといった授業を楽しむことができている自分の姿は想像もしていませんでした。

直近では、複数の論文の結果を統合するメタアナリシスという手法を、グループごとのテーマに応じて実際に行う授業が印象に残っています。各論文の質を評価し、それぞれから的確に情報を抽出したり、論文ごとの条件の違いを考慮したりする必要があり医学研究の難しさを感じさせられます。この授業も含め実習型の授業は学生の自主性がとても重んじられており、体験を通して多くのことを学ぶことができます!

この学科を選んだ決め手は?(他の学科も考えましたか?)

健康総合科学科の存在は学科のパンフレットを見て知りました。その時になんとなく楽しそうと思って以来、興味を持っていました。進学選択の際には法学部や経済学部とも迷いましたが、最終的には「人と違うことがしたい」「理系っぽいこともやってみたい」「未知の分野でワクワクする」という自分の素直な気持ちに従いました。マイナーな選択でしたが、勇気を出して飛び込んでみて正解だったと思っています。

駒場の後輩に一言お願いします!

底点が低いという理由で躊躇している人には、気にしなくて大丈夫と言いたいです。授業はその分野で有名な先生が登場することも多く、内容も幅が広いので興味に合うものがきっと見つかるはずです。同期も優秀な人が多いです。また、特に文系出身の人で、医学系の授業についていけるか心配している人も心配無用です。この分野は前期課程で扱われることも少ないのでみんなスタートラインは同じようなものだと思いますし、基礎からしっかり学べる環境が用意されています。

外部の声や底点の低さ、医学部という名前から受ける印象に惑わされず、少しでも面白そうだと思ったらぜひ進学を考えてみてください!

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