教育・研究

教員一覧

鎌田かまだ 真光まさみつ  講師 Kamada Masamitsu

所属:東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 健康教育・社会学分野
講座:保健社会学
E-mail:kamada[at]m.u-tokyo.ac.jp
Webサイト:http://researchmap.jp/kamada/

略歴

2005年3月
東京大学教育学部 身体教育学コース卒業
2006年4月
身体教育医学研究所うんなん(島根県雲南市立)研究員(~2012年3月) 
2007年3月
東京大学大学院教育学研究科 身体教育学コース修士課程修了
2011年10月
島根大学 嘱託講師(~2013年3月)
2012年4月
日本学術振興会 特別研究員(DC2、2013年4月よりPD)
2013年3月
島根大学大学院医学系研究科 博士課程修了 博士(医学)
2013年4月
(独)国立健康・栄養研究所 流動研究員(2015年4月~(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所、~2017年9月)
2013年12月
Postdoctoral Research Fellow, Division of Preventive Medicine, Brigham and Women’s Hospital, Harvard Medical School(~2016年3月)
2014年4月
日本学術振興会 海外特別研究員(~2016年3月)
2016年4月
日本学術振興会 特別研究員PD(~2017年9月)
2016年4月
Research Fellow, Department of Social and Behavioral Sciences, Harvard T.H. Chan School of Public Health(~2018年3月)
2017年4月
(公財)笹川スポーツ財団 海外特別研究員(~2018年3月)
2018年4月
東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 保健社会行動学分野 助教(~2020年11月)
2020年11月
東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 健康教育・社会学分野 講師

教育

担当授業科目(学部)
疫学論文の読み方と書き方
担当授業科目(大学院)
社会と健康Ⅰ ╱ 社会と健康Ⅱ
初学者向け研究紹介
第一のミッションは「世界から運動不足をなくす」ことです。一人ひとりが自分に合ったアクティブな生活を送れる社会に向けて。主に、からだを動かすこと(身体活動)と健康の関係について、予防・教育・政策の観点から研究しています。人々の身体活動量と様々な疾病の発症との関連を疫学という手法を使って研究するほか、どうしたら非活動的な人々が活動的な生活を送るようになる支援ができるかについて、大規模なキャンペーン・まちづくりから個人を対象とした教育介入・スマホ用アプリまで、様々な介入方法の開発・検証に携わっています。普及や健康増進の実現に向けた科学的な知見・根拠(エビデンス)を創出するほか、自治体や企業等のアドバイザーとして、政策・経済活動への橋渡しに取り組んでいます。

研究

研究分野
運動疫学 ╱ 行動科学 ╱ 身体教育学
現在の研究課題
身体活動の促進に向けた大規模介入研究、新しい技術を取り入れた身体活動・健康行動の評価システム開発
研究内容キーワード
身体活動・運動
所属学会
日本運動疫学会(理事) ╱ 日本体力医学会(評議員) ╱ 日本体育学会 ╱ 日本公衆衛生学会 ╱ 日本疫学会 ╱ International Society for Physical Activity and Health ╱ American College of Sports Medicine
著書(10件まで)
  1. 運動と健康.大修館書店編集部(編).現代高等保健体育 教授用参考資料(同、最新高等保健体育 教授用参考資料).大修館書店,東京,P.60-69.2017.
  2. 武藤芳照編.大人も知らないからだの本-運動器のおはなし.「運動器の10年」日本委員会,東京.2005.(構成・執筆:東京大学教育学部学生制作委員会.※平成17年第1回東京大学総長賞受賞)
  3. 鎌田真光. 身体活動を促進するポピュレーション戦略のエビデンスをいかに作るか?‐ポピュレーション介入研究に関わる理論と枠組み-. 運動疫学研究, 15(2):61-70, 2013.
  4. その他、論文は個人ホームページをご参照ください。https://researchmap.jp/kamada/

その他

趣味

スポーツ全般、余暇農業、映画、マンガ

座右の銘

後生に豊かな生を

将来の夢

ミッションを果たしつつ、自然に囲まれた(半)隠居生活を送ること

学生への一言

健康科学や公衆衛生学(Public Health)に興味を持ち、たどり着くきっかけは人様々です。それぞれが持つ個性や感覚、経験してきた多様な人生こそが、その人にしかない大きな強みとなり、公衆衛生学という学問や実践活動が発展するための大切な財産・資源ともなり得ます。皆さんがこれから挑戦していく課題を一緒に見つけ、達成するためのお手伝いが出来るとうれしいです!