教育・研究

教員一覧

山本やまもと 圭一郎けいいちろう  助教 Keiichiro Yamamoto

所属:東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻 医療倫理学分野/健康増進科学分野
講座:医療倫理学
E-mail:k16yamamoto-tky[at]umin.ac.jp
Webサイト:http://www.ethps.m.u-tokyo.ac.jp

略歴

1999年5月
The University of Oklahoma, Arts and Sciences, Philosophy卒業
2003年3月
京都大学大学院 文学研究科 修士課程 修了
2006年3月
京都大学大学院 文学研究科 博士課程 修了(博士号取得2010年1月)
2012年2月
東京大学大学院 医学系研究科 公共健康医学専攻 医療倫理学分野 特任助教
2015年4月
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 上級研究員
2016年11月
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 主任研究員
2017年11月
東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻健康科学講座 助教

教育

担当授業科目(大学院)
医療倫理学I, II ╱ 医療倫理学特論I, II
初学者向け研究紹介
倫理理論研究(J・S・ミルの古典的功利主義研究など)や倫理的価値論研究(中でも福利論:theory of well-being研究)を踏まえながら、規範を扱う学問としての医療倫理学を研究しています。研究と診療の概念的区別、医学研究と社会的利益、臨床における意思決定のあり方やQOLの評価など、哲学ないし倫理学的な考察が必要な問題は医療の場面でも沢山あります。また、医療の現場で言語化されていない倫理的課題を見出し議論の俎上に載せる、という役割も倫理学には求められていると思います。理論と実践の間を行きつ戻りつして、医療倫理学の問題を考察しています。

研究

研究分野
倫理学 ╱ 応用倫理学 ╱ 医療倫理学
現在の研究課題
医療倫理学における規範理論・福利論、ニューロフィードバックの倫理、ゲノム医療・ゲノム解析研究における「偶発的所見」概念の再構築
研究内容キーワード
功利主義・義務論・徳倫理 ╱ リスク・ベネフィット概念 ╱ 研究倫理 ╱ 臨床倫理
所属学会
Association for Practical and Professional Ethics ╱ 関西倫理学会 ╱ 日本倫理学会 ╱ 日本イギリス哲学会 ╱ 応用哲学会 ╱ 日本生命倫理学会
著書(10件まで)
  1. 『功利主義論集 (近代社会思想コレクション05)』川名雄一郎・山本圭一郎訳.(2010) J・S・ ミル著. 京都大学学術出版会.
  2. 『妊娠中絶の生命倫理』江口聡監訳.(2011), 勁草書房.
  3. J・S・ミルの倫理学における二つの方法. 山本圭一郎.(2012)『倫理学研究』(42) 100-111.
  4. What is 'Substantive Public Health Ethics'? Keiichiro Yamamoto. (2014)The Future of Bioethics: International Dialogues, A.Akabayashi (ed.) Oxford University Press, 539-542.
  5. 再生医療の臨床研究と倫理 ~「医療革新」は研究か診療か~. 山本圭一郎・田代志門. (2014)『医薬ジャーナル』50(8): 87-90.
  6. Ethics of Decoded Neurofeedback in Clinical Research, Treatment, and Moral Enhancement. Eisuke Nakazawa, Keiichiro Yamamoto, Koji Tachibana, Soichiro Toda, Yoshiyuki Takimoto & Akira Akabayashi.(2016) American Journal of Bioethics: Neuroscience 7(2):110-117.
  7. 『生命倫理学とは何か―入門から最先端へ』山本圭一郎・中澤栄輔・瀧本禎之・赤林朗訳.(2016)アラステア・V・キャンベル著, 勁草書房.
  8. ヒト受精胚におけるゲノム編集とその倫理的課題. 山本圭一郎・伊吹友秀. (2017)『臨床婦人科産科』71(5):471-475.
  9. 再生医療. 山本圭一郎.(2017)『入門・医療倫理 I〔改訂版〕』赤林朗編, 勁草書房, 249–267.
  10. ゲノム医療・ゲノム解析研究における「偶発的所見」概念の再構築:意図に基づく分類法の提案. 山本圭一郎・松井健志・田代志門・伊吹友秀. (2018)『臨床薬理』49(1).

その他

趣味

ジョギングと筋トレ、Jazzなどの音楽鑑賞、ライブ参戦、クラフトビール

座右の銘

[むしろ自戒の念を込めて]Many who begin with youthful enthusiasm for everything noble, as they advance in years sink into indolence and selfishness -- J.S.Mill

将来の夢

学者の端くれとして世の中の役に立つこと

学生への一言

パラドクシカルではありますが、講義をしないことがよい講義だと考えるようになりました。ソクラテスの産婆術がベストなのではと。ソクラテスほどにはなれないとしても、皆さんが新たな知を発見できるよう、お手伝いできればと思います。