教育・研究
教員一覧
小坂 理子 助教
Kosaka Satoko
所属:東京大学大学院医学系研究科 国際保健学専攻 人類生態学分野
講座:人類生態学
E-mail:satoco@humeco.m.u-tokyo.ac.jp
Webサイト:http://www.humeco.m.u-tokyo.ac.jp
略歴
- 2009年3月
- 東京大学医学部健康科学・看護学科卒業
- 2009年4月
- 東京大学医学部附属病院(看護師、~2011年3月)
- 2011年4月
- 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻 修士課程 入学
- 2013年4月
- 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻 博士課程 進学
- 2016年3月
- 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻 博士課程 修了(博士(保健学))
- 2016年4月
- 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻 助教(人類生態学教室)
教育
担当授業科目(学部) |
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人類生態学 ╱ 保健学実習・検査法Ⅱ |
担当授業科目(大学院) |
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人類生態学特論Ⅰ |
初学者向け研究紹介 |
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インドネシア・西ジャワのスンダ農村および都市コミュニティーに住み込み、フィールドワークをおこなっています。これまでに特に関心をひかれたのは、いわゆる「栄養不良の二重負荷」という問題です。かつては、両親が肥満だと子どもも肥満になりやすく、逆に両親が低栄養だと子どもも低栄養というケースがほとんどでした。食生活の大きな決定要因である経済状態は世帯メンバーで共有されるものですし、食の嗜好や習慣についてもそうだからです。しかしながら、近年、インドネシアをはじめとする途上国では、肥満の個人と低栄養の個人が世帯のなかに同居しているというケースが頻繁にみられるようになってきました。この「栄養不良の二重負荷」がどのようなメカニズムで生じるのかについて、食事調査および行動調査、個別の聞き取り調査によって解明を試みています。さらに、そもそも「人はなぜそれを食べるのか」という基本的な疑問に答えるために、個人の食の嗜好性を評価する研究も始めています。 |
研究
研究分野 |
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人類生態学 |