進学情報

ヘルスサイエンスへの招待

金曜5限 人間・環境一般(D)
「ヘルス・サイエンス概論:ヘルス・サイエンスへの招待」

人間の健康問題を考えるためには、生命科学・行動科学・情報科学・社会科学などの多様なアプローチを統合した学際的努力が必要です。そのためには、生化学・生理学・解剖学・遺伝学などの生命現象の基礎をなす学問だけでなく、疫学・生物統計学・医療倫理学・精神保健学・医療経済学・人類生態学・国際保健学などの保健・医療に関わる応用学問の実践が不可欠です。本授業では、医学部・健康総合科学科の教員が行っている健康社会の実現を目指した実際の研究活動事例を通して、現代が抱える「ヘルス・サイエンス」の問題と将来展望について学びます。
キーワード:健康、統計学、医療経済、医療倫理、生命、健康格差

教室

駒場 21KOMCEE East K212

スケジュール
  1. 4/5 ガイダンス+ヘルス・サイエンス概論「より健康な世界を創るために」近藤尚己
  2. 4/19 疫学「この健康情報は信用できる?:疫学を踏まえた情報の解釈」松山裕
  3. 4/26 生物統計学「人の集団を科学するための知の技術」大庭幸治
  4. 4/30(火) 医療経済学「高齢化社会で医療制度は維持可能か?」橋本英樹
  5. 5/10  精神保健学「心の健康のしくみ・心の健康を支えるしくみ」西大輔
  6. 5/17 医療倫理学「命の終わり方を考える」瀧本禎之
  7. 5/24 国際地域保健学「持続可能な健康づくりのためのコミュニティ・アプローチ」神馬征峰
  8. 6/7 国際保健政策学「グローバル・ヘルス概論」野村周平
  9. 6/14 人類生態学「生態学からみた健康」梅崎昌裕
  10. 6/21 生物人口学「妊娠しやすさの科学」小西祥子
  11. 6/28 生物医化学「感染症の制圧による世界中の人々の健康と幸福への貢献」野崎智義
  12. 7/5 発達医科学「ヒトの脳の発達と障害のメカニズムの解明をめざして」田中輝幸
  13. 7/12 社会疫学 「社会と健康」+コースのまとめ「命と社会をめぐる諸科学とその統合」近藤尚己

    講師の都合により日程が変更になる場合があります。講義タイトルは暫定です。

レポート提出について

レポート課題は各回の担当教員が講義中に提示します。また、最終日にレポート課題の一覧を配布します。そのうちから1課題を選び、電子メールの添付ファイルとして、次のアドレスあてに提出すること。各教員からの特別な指示がない限り、レポートはA4用紙で2ページ以内とすること。受信から実働72時間以内に確認のメールを送るので、それが届かない場合は確認の連絡をすること。
インターネット等からのコピー&ペーストは禁止する。発覚した場合は不合格とする。

各教室訪問&個別講義

好評につき、講義期間中、5月1日から7月19日の間に本郷キャンパスにある医学部・大学院医学系研究科の各教室を訪問して個別の講義や演習等を行います。訪問先は講義開始後にアンケート等により4月中に決定します。決定後、訪問先ごとに連絡対応学生を決定し、各教室の受け入れ教員と個別の連絡を取り、訪問講義の受講をしてください。訪問受け入れ教室は、原則として本講義を担当した教員の所属教室および下記の人類遺伝学教室(馬淵昭彦准教授)です。複数の教室への訪問希望がある場合は相談に応じます。

<人類遺伝学教室(担当:馬淵昭彦准教授)での個別講義内容>
「遺伝子解析が医療に果たす役割と将来展望」
内容:近年の遺伝学分野の学問の進展により、さまざまな疾患で原因となる遺伝子や罹り易さを左右する遺伝子、薬剤への応答性に関係する遺伝子上に存在する多型・変異が解明されてきました。講義では特に骨に関係する疾患をテーマとしてこれについて解説します。